法人研修アプリが作成できる理由

初心者でもアプリが作成できる6つの理由

1.実務レベルの実践アプリ作成

講義を聞いたり、テキストを読むだけでは到底作成が不可能な「実務レベルのアプリ」を多数作成しながら、現場で通用するプログラミングスキルを高めていきます。

2.ソースコードレビュー

アプリは作成・提出して終わりではなく、講師によるソースコードレビューを行い、実践的なフィードバックを受けながら、模範的な記述方法に加え、口頭で説明する力を身につけていきます。

3.弱点に気づかせ補完する「ディスカッション&口頭試験」

受講者同士で議論を交わしながら、重要なプログラミング概念に対する理解を高めていく独特なアプローチによる効果的な学習手法を取り入れています。

4.適切なタイミングで行う「理解度テスト」によるスキル確認&フォロー

理解不足のまま先に進んでしまうことを防止するため、重要な単元毎に理解度テストを行います。先に進めて良いと判断できる合格基準に達するまで、徹底的に指導します。

5.デバッグ演習

多くの初心者が苦手意識を持ち、敬遠しがちなデバッグを徹底的に指導します。デバッグを使いこなせるようになるための特別演習を複数取り入れています。

6.個別サポート

一人ひとりの受講者に対して、時間をかけた丁寧な個別指導を行います。それぞれの受講者のレベルに合わせた最適な指導を行っていきます。

①実務レベルの実践アプリ作成

実践アプリ作成とは

神田ITスクールの研修では、複数(10個)の実践アプリを作成します。

初心者にとって、プログラミングの概念の説明を聞いたり、テキストとサンプルを読んだりするだけでは、現場レベルのアプリケーションを作成することはほぼ不可能です。
アプリケーションを作成することは、簡単ではありません。

そこで、神田ITスクールでは、研修カリキュラムのなかに、実務レベルの 実践アプリ作成を複数(約10個)取り入れました。

実践アプリを完成させるためには、そこまでの段階の学習で学んだ知識を振り返って活用し、正しくプログラムの記述に反映する必要があります。もし、それまでテキストをなんとなく読み飛ばしていた部分があれば、露骨に結果に出てしまいます。実践アプリを作成していく過程で、理解が曖昧な部分を自分で見つけ、克服しながら、プログラムを完成させていくことができるのです。

実践アプリ作成は1回だけでなく、神田ITスクールの研修の要所要所で、複数(約10回)行い、どんどんそのレベルは高くなっていきます。
実践アプリの作成途中で壁にぶつかったときには、もちろん講師がヒントやアドバイスを与えます。(直接的な答えはなるべく教えないようにします)その過程で、問題を解決をする力も身につけていくことも期待できます。

現場に通用する力を身につけるためには、反復練習と、場数を踏むことが何よりも重要だと考えています。

StepByStepアプローチによるアプリ作成

実践アプリ作成においては、これまでの教育経験から生みだした独自のプログラム作成方法である 「StepByStep作成方式」を採用しています。
StepByStepアプローチは、大きなプログラム(アプリ)を複数のStep単位に分けて、Step1から順に、少しずつ肉付けしながらプログラムを組み立てていくというアプローチです。

StepByStepアプローチは、初心者向けのプログラミング学習ではとても有用です。

  • 初心者は、プログラムを作るときに、何から手をつけて良いのかわからない。
  • 小さな目標の達成を積み重ねることで、喜びを感じることができる。
  • 学習が楽しくなり、自然の流れで1つのプログラム(アプリ)が完成する。

神田ITスクールでは、毎年、全くの初心者だった受講者が、StepByStepアプローチで手を動かしていくうちに自然の流れで体でプログラミングを身につけています。
もちろん、受講者には学習に対する高い意欲と努力が求められますが、それに応える体系的な学習方法・指導方法が、神田ITスクールにはあります。

すぐ答えを教えず、ヒントを与えながら問題解決力を身につける

初心者がプログラミングを身につけるのは簡単ではありませんので、学習を進めるなかで何度も壁にぶつかることがあると思います。
そんなときは、いつでも、経験豊富な講師が、マンツーマンで丁寧に指導します。

講師は、直接的な答えをすぐに教えず、受講生の反応を見ながら、適切なヒントを与え、なるべく受講者が自分自身で解決できるように導いていきます。

答えをただ聞いただけでは、その場はしのげても、すぐに忘れて、また同じ事がわからなくなりますが、神田ITスクールの指導方法では、受講者が自ら答えに到達する過程を重視するので、講師に質問する度に、プログラミング知識に加えて、問題を解決する力と自信がついてきます。

②ソースコードレビュー

ソースコードレビューとは

実践アプリ作成の成果物に対しては、ソースコードレビューを行います。

実際の開発現場でも必ずソースコードレビューは行いますので、それに向けて、ソースコードの模範的な記述方法や第三者へのわかりやすい説明の仕方のポイントなどを知り、しっかりと練習することができます。

最初はごちゃごちゃした記述しかできず、自分で読み返しても何を書いたのかすら思い出すことのできなかったような受講者も、ソースコードレビューを繰り返し、その都度講師から適切なアドバイスをもらうことで、最終的にはきれいなソースコードを書けるようになります。

また、ソースコードを人に見せ説明するという行為は自分の意図や考え方の整理につなげることができるので、プレゼンテーション能力の向上も期待できます。 また、複数人でソースコードレビューを行う場合は、他の受講者の記述を見ることができ、自分では思いつかなかったような書き方を知り、視野が広がることもあります。

③弱点に気づき補完する「ディスカッション&口頭試験」

ディスカッションとは

ディスカッションは、神田ITスクールで行っている特徴的な取り組みのひとつで、初心者のプログラミング力を高めるのに大いに役立っています。
ディスカッションでは、課題として提示したプログラミングに関連するテーマについて、受講者同士で議論を交わします。それによって、プログラミングの知識と同時に論理思考やチームワークなど、現場で求められる多くのスキルも身につけていくことが期待できます。

ディスカッションの流れ

ディスカッションでは、アプリを作成する際に絶対に理解しておかなければならない事、また一般的な初心者が苦手意識を持つような部分をテーマにします。話を聞いたりテキストを読むだけではなかなか頭に入ってこないような内容でも、ディスカッションによって、驚くほど効果的に理解が高まることが多いです。
ディスカッションは、次のような流れで進めていきます。

  1. まずは受講者個人で、課題のプログラム処理を1行ずつ、変数やその変数の値の状態を追いながら、イメージ図を作成する。
  2. 数名の受講生でグループを作り、それぞれが作成したイメージ図を説明・質問し合い、疑問点を解消しながら理解を深める。
  3. グループでのディスカッションが終わったら、講師による「口頭試験」を行う。
  4. 「口答試験」で講師からの突っ込んだ質問に対してうまく答えられない受講者がいた場合は、理解していることが確認できるまで、繰り返しディスカッションを行う。

ディスカッションの目的(意義)

ディスカッションを行うことで、初心者が躓きがちな重要な内容についてどのぐらいしっかりと理解しているかを、適切なタイミングで把握することができます。
まずはプログラムの処理をイメージ図で描かせることで、理解が曖昧な部分は浮き彫りとなります。
そして、他の受講者と議論を交わすことで、良い刺激を受けながらコミュニケーション力も養うことが期待でき、また、講師の厳しい「口頭試験」に合格するためには、しっかりとした準備が必要なので、実務でも必須となる事前準備の重要さを学び習慣づけることができます。

ディスカッション対象(6つ)

ディスカッションは、これまでの神田ITスクールの指導経験のなかで特に重要であると判断した項目をテーマとしています。

  1. 基本データ型と配列(参照型)
  2. クラスメンバとインスタンスメンバ
  3. ファイル読み込みとリスト渡し
  4. リスト内オブジェクト渡しと受け取り
  5. ServletからJSPへの画面遷移流れ
  6. ServletからJSPにリスト渡し

ディスカッションの口頭試験で講師が合格を出さない限り、次の単元には進ませません。
しっかりと理解できていることが確認できるまで、徹底的なフォローを行います。

ディスカッションをカリキュラムに導入した理由

神田ITスクールで本格的にディスカッションの導入を開始したのは、2015年の新人向け研修からです。
それ以前の研修では、一見問題なくこなしているように見えていたのに、研修の後半部分で理解不足が露呈し、そのため実践アプリの作成に苦労する受講者が一定の割合(10%程度)で発生していました。
そのような場合、理解が不足していると思われるポイントへ再度戻り、講師の指導のもと、しっかりと復習をさせることで対応していましたが、理解不足の受講者をもっと早く見つけたいという思いや、全般的な進行に対する効率の悪さを感じることがありました。

それらに対応するために、法人のご担当者様や、受講生からヒアリングしながら試行錯誤の上作り上げたのが、神田ITスクールのディスカッションです。

ディスカッションの実施によって、大幅な理解度向上が確認できています。

④「理解度テスト」によるスキル確認&フォロー

理解度テストとは

受講者の理解度を「数値」で的確に把握するために、単元単位で5回の記述式の理解度テストも実施しています。
各テストは、5問~10問程度の内容で構成され、仕様に沿ったプログラムを記述させます。

この理解度テストは、採点して点数を算出して評価することだけが目的ではありません。
その受講者が苦手としている箇所をピンポイントで正確に洗い出し、適切なフォローを行うことが目的です。テスト実施後、即時採点を行い、受講者一人ひとりに対して、間違っている箇所や、あまり好ましくない書き方をしている点などをフィードバックします。そのとき、講師はすぐに回答を伝えず、ヒントを与えながら、受講者が自分の力で適切な回答にたどり着くための手助けを行います。

理解度テストで合格基準に達しない場合は、次の単元に進ませません。きちんと理解できるまで、時間をかけて、しっかりとフォローを行います。
受講者は、研修期間中、要所要所で理解度テストがあることを認識し、ただ先に進めるのではなく、理解していることを重視しながら学習を進めます。

理解度テストの結果は、中間報告と修了報告の際に、レポートとして提出します。その際、単一の受講者の点数だけでなく、その年に研修を受けている同期、また、他社の受講者との比較ができるような形で報告します。

※最初に行う理解度テストとディスカッションで、完全に適正が無いと判断した場合には、研修の中止を提案させて頂きます。

⑤デバッグ演習

デバッグ演習とは

デバッグは、プログラミングを効率的に進めていくためには必要不可欠な行為ですが、多くの初心者が、デバックを嫌がり敬遠しがちです。
しかし、デバッグを自由に使いこなせるようになれば、プログラマーとして怖いものはありません。
神田ITスクールでは、研修期間中、数回に分けて、「デバッグ演習」を行います。
デバッグを使いこなせるようになり、エラーを突き止め対処できるようになれば、エラーを起こしてしまうことへの恐怖がなくなり、プログラミングに自信が持てるようになることを目標にしています。

⑥個別サポート

神田ITスクールの研修では、ここで紹介した内容の多くに対して、個別対応で丁寧に指導を行います。

集団の中で埋もれさせることなく、一人ひとりに対して、真剣に向き合います。
受講者にとっては、一般的な集合形式の研修と違って、苦労する部分も多いですが、その分、研修を通して得られるものは大きいはずです。

外部研修期間を利用したプログラミング研修をご検討の法人様は、ぜひ一度、神田ITスクールに見学・相談にお越しください。状況やご要望をお伺いした上で、最適な研修をご提案させて頂きます。


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